January 13, 2010

言葉の壁。 同じ日本人?

発達障害を持っている人は、
いろいろな場面でトラブルに遭遇しますが、結構致命的なのは、

『言葉の壁』

何故、同じ言語を使っているのに通じない??
何故、相手の言っている意味が何回聞いてもわからない??

同じ日本人ですよねぇ〜。不思議ですねぇ〜。

本の知識は入ってくるのに、こと『おしゃべり』となると…
意味不明。

発達障害者(特にAS)は独特の視点・感覚を持った人が
結構いるので、言葉の使い方も多種多様。
出来るだけ、通じる言葉を…と選ぶと、妙にかしこまってしまって
他の人と変な距離が出来てしまったりorz

難しいですねぇ。

コミュニケーションツールとしては基本的なもののハズなんですが
それが上手く使えてたら苦労はしない!

『暗黙の了解』『常識』 壁は厚いです。

ADHDの人は結構言葉に不自由しない人が多い気がしますが、
AS・LDの人たちはかなり苦労します。

感覚の違いが大きすぎるので、
自分の中の基準で誰かに伝えようとすると、
表現が世の中の多くの人と違ってしまう。

Aと伝えているのに、なぜか相手はBの話をしたり。

『定型発達』といわれる、この世の中の多くを占める人たち。
いわゆる『普通』といわれている人たちは、
話している相手の目の動き、体の動き、語調e.t.c....
コトバ以外の情報も拾い上げて、判断します。
AS脳の人たちから見たら、
言ってないはずの事や、相手の想像力による変な誤植がされて、
話が通じてない⇒外国人感(日本人としては敗北感)
を感じてしまいます。

問題なのは、支援の立場に居る人たちですら、
この言葉のすれ違いに気づいてくれないことです。

AS・LDの人たちには翻訳コンニャクが必要です!!

ストレートに言っている事はストレートに受け取ってもらいたい。

あるAS当事者さんが言ってました。
『電話で話すほうが他の情報で混乱しないで済むから、
そうしたいのに、担当の人が会って話したいとばかり言う。
会って話したら、何を話したかったのか、どう話せばいいのか
解らなくなっちゃうから、電話でって言ってるのに・・・。』

ASの人から見たら、コトバ以外の情報は
脳みそに負担をかけるだけの場合があります。
情報過多ってやつです。

ところがどっこい定型脳の人たちは言葉以外の様子やらなにやら
顔を見ないと気がすまないらしいんです。

で、も、それを強要したら、ただのストレスですよ〜。

支援って何でしょう?

『困った』『助けてもらいたい』そう思って、
すがる思いで話してるのに…
一生懸命、伝えてるのに…

どこで捻じ曲がってしまうんでしょうか。

私の中でも具体的な答えはまだ出ていません。

ですが、ひとつだけ役に立つツールがあります。
それは字が書ける人に限りますが、『筆談』です。

外国の人と話す時に言語で通じなくなったら、
絵をかいたりしませんか?

アレです。

字に書くとどういう経緯でその話に到達したのかも、
目で確認できます。
耳からの情報に弱い人が多いとされているASの人も、
視覚刺激なら大丈夫ということもあります。

支援機関に行っている方、
これから家族や友人にカミングアウトしようと思っている方、
自分の言葉に自信が無かったら手紙やメールもいいと思います。
伝える言葉を何度も読み直して、確認してから
納得してから渡せると思います。

頭がごちゃごちゃになってまとまらない人は自由帳を買ってきて、
頭に散らばっているキーワードを書きなぐってみるのもいいと思います。

解決策とは言えませんが、何もないよりマシくらいの気分で
がんばってみるといいと思います。

ちなみに私は、小さい頃から母と筆談で話す事が多かったです。
積極奇異なのでおしゃべりなのですが、筆談によって
他人に伝わりやすい言葉や、苦手な漢字の習得にも
つながっていたような気がしています。

alexanderite at 22:58│Comments(5)TrackBack(0)蜜のThinkingBox 

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この記事へのコメント

1. Posted by Rira   January 15, 2010 19:18
5 私も、支援者との間でよく壁を感じます。

メールでも相談可能とあったから、メールしたのに、「会ってお話しましょう」とばかり言われる。
お話が苦手なので、文章のほうがありがたい…と丁重にお願いしているにも関わらず、「メールでお答えするのは難しいので、今度会ったときにでもじっくりお話を聴かせてもらえればと思います」
といって逃げられる…。(しかも、いつも同じように)

メールでお答えするのは難しいって、どういうコト?単に面倒がっているだけでは…?と疑ってしまいます。
「今度」というのは、なかなかないし…。
2. Posted by    January 15, 2010 22:53
面倒くさいというよりも、支援者本人の不安を払拭するために会いたいのでしょう。
要するに自信が無いんですよきっと。

支援者としての自信がない。

情報収集のために、会って確認しないと不安。
聞きたい事を、聞きたい時にスグに答えが欲しいんです。

AS脳の人は答えがスグに出ない事もある。
だから、コトバにならないものを一生懸命伝えると、
本当に言いたい事とズレが生まれてたり、
支援者の人が勝手に誤植したり。

『想像力』の方向性の違いが意識のズレ、会話のズレを大きくしているきがしますね。

Riraちゃん、負けんといてください!
3. Posted by 螢   January 16, 2010 11:52
5 Riraちゃんへ。

丁寧にお願いするのは礼儀として大切だけど、理不尽な対応には怒っていいと思うな。
「『メールでも可』って書いてるじゃないですか!これは嘘なんですか!?」
と、私なら言うなぁ。

弱い人が楽に利用できるやり方を採用するのが、正しい支援の在り方。
よって支援する側が譲るのが当たり前。
……それがなんでこっちばかり合わせなきゃならないの! でしょ?
4. Posted by サチ   January 16, 2010 21:42
5 私も担当者の方に
「●●の日程決まりましたらメールでお願いします。電話だと街中では聴覚過敏のため聞き取れなく、また聞き間違いが多いのです」
「急ぐ時だけ電話お願いします」

と何度も何度も言ってるのに、いつも電話でくるよ(*_*)

急ぎでない時も

私は耳からの情報より目からの情報がわかりやすいのに

電話だと聞き間違い多いけどメールだと残るよね。

めげずにこれからも急ぎ以外は絶対メール!でがんばります(`・ω・´)
5. Posted by    January 17, 2010 02:23
アスペの視覚優位をわかってない人が多すぎるぬ。

視覚優位の人、聴覚過敏の人の立場に立った支援の方向性とはドコにあるのか。
当事者が立ち上がって声に出して言う時期が来ていますぬ。

どう、支援するべきかのマニュアルが無いからきっと支援者も困っているぬ。

当事者も有名な人の話ばかりが取りざたされて、たくさんの人の例が必要なのに、中途半端な本からの知識だけで支援が進んでしまっている感がある。

せっかく、支援機関が整備されてきているんだから、もっと声を上げてよくしていきたいね。

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